1,349口のVYM分配金は$992
現地支払日の翌日6月26日がVYM分配金の国内支払日でした。
SBI証券の電子交付書面「外国株式等配当金等ご案内(兼)支払通知書」は、今日の昼過ぎにはまだ確認できませんでしたが夜には発行されていました。
楽天証券ではVYMを243口、SBI証券では1,106口、合わせて1,349口を保有しています。
2024年6月のVYM分配金は$1.0237/口。
税引き前の分配金は$1.0237/口に口数をかけて、楽天証券では$248.76、SBI証券では$1132.21です。
米国と国内で源泉徴収後実際に受け取った分配金は、楽天証券が$178.42、SBI証券が$813.58で合計$992でした。
ドルだとなかなかピンときません。
為替レートで変わってきますが、ざっくりと円で把握します。
VYMの価額が118ドルで1ドル159円とすると、
楽天証券では$28,674⇒4,559,166円、約455万円分のVYMから受け取った分配金は$178.42×159円/$=28,36円、
SBI証券では$130508⇒20,750,772円、約2,075万円のVYMから受け取った分配金は$813.58×159円/$=129,359円
でした。
2つの証券口座分を合わせるとVYMの分配金は15万円ちょっとです。
外国税額控除に備えて税金を確認
楽天証券のVYM分配金
楽天証券のよくあるご質問「米国株式の受取配当金額の計算について教えてください」を参考に分配金の源泉分を確認しました。
分配金:$1.0237/口×243口 =$248.76
米国源泉徴収(10%):$24.88
国内入金額:$248.76-$24.88=$223.88
申告レート(発行会社が定める支払日のTTBレート):158.56円
所得税(15.315%):$223.88×158.56円/$×15.315%=5,436円(円未満切り捨て)
5,436円÷158.56円/$=$34.28
住民税(5%):$223.88×158.56円/$×5%=1,774円
1,774円÷158.56円/$=$11.18
受取配当金:$223.88-$34.28-$11.18=$178.42
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SBI証券と同じように、円貨の所得税と住民税から為替レート159.50円として外貨の金額を求めると、
所得税:5,486円÷159.50円/$=$34.39
住民税:1,774円÷159.50円/$=$11.12
受取配当金:$223.88-$34.39-$11.12=$178.37
金額が合いません。
配当金計算用の為替レートは、現地からの入金状況により、翌営業日以降のTTBレートになる場合もあるとの注意書きがありますが、今回の分配金は為替レートは使わず申告レートだけで計算するようです。
「外国株式 配当金のお知らせ」には、
為替レート:159.5000
申告レート:158.5600
2つのレートが記されていて国内の課税額は申告レートで求める事は分かりました。
令和5年分の確定申告で初めて外国税額控除をしましたが、「特定口座年間取引報告書」の配当金(円)と外国所得税(円)の数値を入力するだけでした。
この円換算の金額が為替レートだったのか申告レートだったのかは確認できていません。
「特定口座年間取引報告書」を見れば1年分の分配金と外国所得税額が分かりますが、今回の分配金では外国税額控除のいくらが後から戻ってくるというのは知っておきたいので明日問い合わせてみるつもりです。
(追記)
6月28日に楽天証券に問い合わせて申告レートを使う事が分かりました。
問い合わせるまでもなく、「外国株式 配当金のお知らせ」に外国所得税額 外貨24.88 と並んで円貨3,944 と金額は記載されていました。
$24.88に申告レート158.56をかけた金額なのでお知らせをきちんと見ていれば分かったはずでした。
SBI証券のVYM分配金
SBI証券も上と同じように計算してみたら外貨での受取金額が合いませんでした。
SBI証券よくあるご質問「外国株式の配当金・分配金に対する税金の取扱いはどうなりますか?(現地での源泉徴収税率等)」米国ETFの計算例を参考に計算したら合いました。
分配金:$1.0237/口×1,106口 =$11,322.21
米国源泉徴収(10%):$113.22
国内入金額:$11,322.21-$113.22=$1,018.99
申告レート(現地保管機関等の入金確認日のTTBレート):158.56円
為替レート(当社が入金を確認した日のTTMレート):159.78円
所得税(15.315%):$1,018.99×158.56円/$×15.315%=24,744円(円未満切り捨て)
24,744円÷159.78円/$=$156.86
住民税(5%):$1,018.99×158.56円/$×5%=8,078円
8,078円÷159.78円/$=$50.55
受取配当金:$1,018.99-$156.86-$50.55=$813.58
↑
国内の税額を求める時は申告レートを使い外貨に換算する時は為替レートを使うと理解しましたが、間違えていたら後日訂正します。
まとめ
2つの証券会社で保有している1,349口のVYM(約2,530万円分)の分配金は約157,727円でした。
3月分と合わせず、9月、12月分を待たずに今回の金額だけを単純に3で割ると52,575円/月です。
増配に期待しながら分配金でコツコツVTIを買っていき、少ない年金をカバーしたいです。
今日はVTIの権利付き最終日ですが、VYMの分配金でVTI 5口(楽天証券1口、SBI証券4口)を$269.20で注文しました。
3月のVTI分配金ではVTIを1口も買えずMMFで待機させた記憶がありますが、その後外貨普通預金の約1千万円でVYMとVTIを買ったので口数は増えています。
とは言え、口数は多くなく高配当ではないので分配金はそんなに増えていないかもしれません。
VTI分配金の現地支払日は7月2日なので、翌日3日には受け取れそうです。
VYMよりは全然少ないですが、前回のVTI分配金と比べると増えているのは間違いないので期待して待ちます。