りそな銀行「きょういく信託」
大学を卒業するまでの教育資金として、「教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置」を使って1,500万円を贈与する事を決めました。
取扱い金融機関を調べ、窓口と郵送の両方に対応していて一番近いりそな銀行で申し込もうと8月末に相談に行ってきました。
制度や契約時の必要書類などについて一通りの説明を受けましたが、領収書の提出については窓口でなく郵送でも可というくらいのざっくりした説明でした。
相談前の調べが甘くメールオーダーについては知らなかったので、こちらからもそれについては質問はしませんでした。
もらった資料はネットで見られる「教育資金贈与信託 きょういく信託」の4ページのコピーのみ。
分かりやすくまとまっていますが、もう少し情報が欲しい。
「りそなの遺言信託」については16ページのパンフレットを見ながら詳細の説明があり、途中からは遺言信託メインの説明を受けてきました。
教育信託については、「払戻し時の領収書提出が大変そうだけどズボラな子供がちゃんとできるのか?」と心配になりました。
領収書等の提出期限もあるので、面倒と先延ばしして期限が切れたら非課税枠が使えません。
NISAやiDeCoなどの非課税口座と同じく、教育資金の一括贈与も「受贈者1人につき1金融機関1営業所」のみ。
もっと調べて、領収書や学校等の書面の提出が少しでも楽にできる金融機関にしたいです。
三井住友信託銀行「孫への想い」
調べてみると、領収書や添付書面をアプリで提出できる金融機関があります。
コピーして郵送するよりも抵抗が少なそうです。
「孫への想い領収書提出アプリ」を使えば、領収書や書面を受け取った時にすぐに送れそう。
24時間365日いつでも提出できるのは便利。
Apple storeのプレビューでは使いやすそうな印象でしたが、評価とレビューは微妙。
使いやすいという高評価もありますが、トラブルも多そう。
アプリがサクサク使えたら大丈夫そうですが、バグったりしたら問合せとか面倒でそのまま放置されそうな予感しかしません。
三菱UFJ信託銀行「まごよろこぶ」
「まごよろこぶ お手続きガイドブック(詳細版)」には、インターネットバンキングで口座からの払い出し方法や領収書の形式、期限についての詳しい説明がありました。
領収書提出アプリで支払いの詳細を入力したら、スマホで撮影した必要書類を添付して送ればOK。
アプリで審査完了しても自動で払い出しはされず、自分でインターネットバンキングで払い出し手続きをする必要がありますが、そこまでの手間ではないです。
「再提出要」などの手続きステータスは分かりやすそう。
審査が完了していればネットバンキングから払い出して、不備があれば改めて書類を再提出。
アプリですぐに確認できるのはいいです。
「まごよろこぶ 領収書提出アプリ」をApp storeで見てみると、順番にサクサク入力できそうなイメージ。
必要書面の添付も分かりやすいです。
それなのにレビューが散々で躊躇してしまいます。
肝心のアプリが使えなかったら、領収書や必要書類は郵送で提出する事になります。
確認してから契約
調べた範囲では、管理報酬は1契約につき11万円で同じでした。
金額が分からない金融機関もあったので、念の為契約前に確認しておきたいです。
贈与者が死亡時は速やかな届出が必要なのはどこの金融機関でも同じ。
相続税額が5億円未満で子供は23歳未満までの利用予定なので、死亡時に残っている資金はそのまま非課税で活用できます。
受益者の子供は、教育資金一括贈与を受ける金融機関で新たに口座を開設する事になりますが、贈与者の私もその金融機関の口座を作らなければならないとなると抵抗が大きいです。
相続の手間を省くのに口座を減らしているのに増えるのは負担。
親の口座(他行)から子供の教育信託口座に振り込めて、新規の口座は子供分だけで問題なければ領収書提出のしやすさで選びます。
信託銀行によっては贈与者の口座開設が必要?と思うような記載がありました。
贈与後、死亡前に自分で口座を閉鎖できればいいですが、死亡時まで口座を維持しないとならないのなら止めておきたいです。
りそな銀行の場合は贈与側の口座指定はなさそうです。
契約時に子供(受益者)のりそな銀行の口座に1,500万円を入金したら、契約後は子供の口座から払い戻される形になるので、死亡後贈与者の口座がなくても困らなそうです。
りそな銀行口座既に持っているので相続時の手続き負担もあまり変わらないのではと思います。
りそなの「きょういく信託」の場合、信託からの払戻し方はメールオーダーによるサービスもご利用できるとと知って資料請求してみました。
この時はメールで領収書や必要書類の写真を添付できるのかと思いましたが勘違いかもしれません。
領収書提出アプリの動作が悪いなら、確実にメールに添付して送れるのならそっちの方が確実で良さそうと思ったのですが・・・
改めて確認したら、払戻し請求のために領収書などを提出するためのメールオーダーではなく、領収書や書類は郵送か窓口で提出が必要で教育資金を払戻し(入金)してもらうのにメールーでオーダーできるだけかもしれません。
もしそうなら、アプリが使える「まごよろこぶ」か「孫への想い」の方が良さそうです。
検索の仕方が悪いのか、領収書提出アプリのレビュー以外には利用者のレビューを見つけられません。
発言小町にトピでも立てて、実際に教育信託を使っている人に使い勝手をききたいです。
採用されない、レスがつかない可能性も高そうだし時間的な余裕もないので止めておきます。
「きょういく信託」のメールオーダーサービスに関する資料が届くまで時間がかかるので、取り敢えず週明けに三井住友(信託)銀行と三菱UFJ(信託)銀行に電話で問い合わせてみます。
贈与者の口座開設の必要性の有無や、領収書提出アプリの不具合時の対応などについて確認予定です。