500万円の使い道は新社会人のマネ活応援に!

自分の普通預金に埋もれかけていたお金を目的別口座へ

数年前に相続で約500万円を受け取りました。
このお金は自分のものとは考えず甥っ子姪っ子にあげるつもりでした。

甥達が成人、あるいは社会人になったタイミングでお祝いとして渡そうか、どんな形で渡そうかと何となく考えてみたものの決まらず自分が受け取ったままでした。

目的別に分けていない普通預金口座に入れっぱなしだったので、時間と共にまるで自分のお金のような感覚になってきていました。
あぶない、あぶない。

まずは口座を分けます。
「猫(Ryo)」、「特別費」に続いて3つ目となる「マネ活応援」口座を作りました。

  Ryo  135,677円 
  特別費  270,000円 
 マネ活応援  2,000,000円 


住信SBIネット銀行の3つの目的別口座のスクリーンショットからテーブルに変更しました。

目的別口座は全ての銀行が対応している訳ではないですが、住信SBIネット銀行は10個まで目的別口座が作れて振替も簡単で便利です。

楽天銀行でも生活防衛費分を分けたかったのですが、楽天銀行では目的別口座は作れませんでした。
2つ以上の銀行口座を持っていれば、給与が振り込まれる口座と貯金用口座は絶対に分けた方がいいですね。

対象者は? 1人50万円で10人 or 1人100万円で5人

甥や姪は10人います。
就学前から今年新社会人まで年齢も色々です。

一番下の子が成人になる頃は自分の定年退職も近づいているし、下6人にはなかなか会う機会もないので身近な年上の4人+我が子の5人に渡す事を決めました。

10人なら1人50万ですが、5人だと1人100万円のまとまった金額になります。

現金一括は危険

渡すと決めた5人はみんなすぐにお金を使ってしまうタイプです。
現金で100万円を渡したら1,2年、いや早ければ1か月も経たずに使い果たしてしまう事でしょう。

今年新社会人になる2人は大学の奨学金もあります。
奨学金返済の足しにしてもらって早く借金を減らした方がいいのでは?とも思いましたが、将来のために、若いうちは苦労してもちゃんとやりくりをして資産形成していけるようになった方が良いと考えました。

奨学金は頑張って自分で返済してもらってこの100万円は将来のために投資してもらいたいです。
給与から奨学金返済や生活費を払って節約して余剰資金を投資に回せるようになれば10年、20年後に効果を実感できると思います。
余ったお金を貯金するのではなく、先取貯金できちんと分けて置く事の大切さも伝えたいです。

NISAでインデックス投資を始めてもらいたい

提案するプランは今年社会人になる2人に5年かけて1人100万円を渡すというものです。
他の3人のスタートは少し先で普通預金に入れておくのはもったいないので、目的別口座には200万円だけ入れました。

まずはお祝いの10万円。
ここでプランを伝えて、そんなのめんどくさいとなれば10万円で終了です。

もしプランに乗ってくれたら5年間継続します。

開始時
10万円のうち5万円はインデックス投資に回す。
毎月渡す1万円はNISA口座で投資信託を買い続ける。
1年間12万円を積み立てられたら5万円のボーナス。

2年目以降も同様に毎月1万円で投資信託を積み立ててもらいます。
5年間で積立金額は60万円。
初めのお祝いで10万円。
1,2,3,4年後のボーナスは各5万円の20万円。
5年間継続できたら最後に10万円を渡してトータル100万円で終了です。
5年経つ前に投資信託を解約する場合はそこで終了となります。

仕組み作りや条件も事前に相談

本人でないと投資信託は買えないので、私がするのは本人の銀行口座に毎月1万円を振り込むところまでです。
毎月1万円の定額振り込み設定さえしておけば大丈夫です。

本人に投資信託を買ってもらう場合、
スポット購入だと面倒だったり忙しくて買い忘れそうなので、NISA口座を開設後インデックス投資信託を1つ(or 2つ)決めて毎月1万円の積立設定をしてもらいます。

積み立てた振りをして遊びに使われても困るので、毎月証券口座のスクショをLINEで送ってもらって確認していきたいと思っています。

そして、これはうざがられるかと思うのですが…
大雑把でいいので毎月の支出内訳のスクショも一緒に送って欲しいです。
私が甥達の支出を知りたい訳ではなく、家計簿をつける事で本人がお金の使い方を自覚できるようになると思うからです。

ずぼら家計簿で4項目だけ決めて振り分けて支出を確認。
何にどれだけ使ったか確認するだけで節約意識が芽生えるので是非使って欲しい。
50年も家計簿とは無縁で生きてきて最近ようやく家計簿の重要性を知りました。
家計簿はできるだけ早く始めた方がいいですね、絶対。

でも、若者には面倒かなぁ。
他の家計簿と違ってずぼら家計簿なら2ステップで簡単ですが…..

お年玉を渡す時に私の家計簿も見せて話してみます。